肌の乾燥を防ぐためには、外側からの保湿ケアはとても大切ですね。しかしながら、外側だけをケアしても本質的な乾燥肌はケアできません。
潤いを作る肌ケアには内側からのケアが大事になってきます!そこで気を付けたいのがやはり食事。
体の内側から美肌に導くには”現代栄養学の西洋学”と”薬膳を取り入れた東洋医学”の両方をうまく取り入れた食生活が良いとされています。
◆西洋医学からみる肌作り!
肌の主な成分は「たんぱく質」です。
食べ物でいうと、卵・肉・魚・豆類などをバランスよく積極的に摂ることが必要です。しかし肉や魚は摂りすぎに注意。1食分、片手の手の平にのる程度が丁度よいでしょう。
また、肌にはビタミンA,B,C,Eは大事ですね。
ビタミンAはウナギやレバーに多く含まれています。野菜では 緑黄色野菜に豊富に含まれています。
ビタミンAは乾燥を防ぐ効果が大です。
ビタミンBは、新陳代謝を活発にし、健康な肌つくりをします。ただ、ビタミンBは熱に弱いため、摂りづらい栄養素でもあります。生で食べられる納豆は効率良くビタミンBを摂取できます。
夜に食べると、しっかり体に栄養素が入るそうです。
ビタミンCは、ハリや潤いのもととなるコラーゲンの生成を促してくれます。フルーツ、野菜やイモ類などに多く含まれています。
また、たばこを吸う人や、ストレスが常にある人は不足しがちになりますので、積極的に摂るようにしましょう。
ビタミンEが多く含まれる食材は、ごま・大豆・アボカド・アーモンドなどに多く含まれます。
血液の循環を良くし、肌に潤いを与える効果が大です。
◆東洋医学からみる肌作り!
肌に潤いをもたらす白い食べ物とは、長いも・ゆり根・きのこ・レンコン・きくらげ・豚肉などにあたります。
フルーツでは、梨・イチジク・リンゴなど秋から冬のものに肌を潤す作用があるものが多いとされています。
その他、女性にはうれしい情報として、肌を潤す効果があるとされるデザートもあります。
「杏仁」がその1つです。杏仁豆腐がお勧めです。
潤す食材には、体を冷やす作用のあるものが多いので、食べる量には十分気を付けて摂りましょう。
◆乾燥を促す食材とは
唐辛子など刺激が強い食材は要注意です。辛みのあるものは「気」の巡りを良くしますが、食べる量に気をつけましょう。
潤す食材をバランスよく取り入れた食生活と毎日の肌ケアで、1年中潤う肌つくりを目指しましょう。