夏は暑さゆえに夜中になっても眠れないときがありますよね。しかし、それは暑さだけが原因ではないのです。寝る前の行動や生活習慣を見直してみましょう!
■季節の影響とは・・・
身体には手足の血管を広げて熱を発散することで、体温を下げて眠りやすくしようとする働きがあります。よく言う寝汗も同じような役割があります。しかし夏は室温や湿度が高すぎる場合、汗が蒸発しにくく体温も下がりにくいために寝つきが悪くなります。
さらに熱のこもった布団では、うまく体の熱を逃がすことが出来ません。布団の中の温度が高くなればなるほど、蒸し暑くなってしまいなかなか眠れないという状況になります。
■直すべき習慣
○寝具は自分に合ったものを
寝具が自分の身体に合っているかどうかというのは、寝つきの良さにダイレクトに影響します。寝ている時間、身体が接しているからこそ自分が心地いいと感じる形のものを選ぶことが大事です。
○寝る前のスマホやパソコンはダメ
よく耳にしますが、やっぱり寝る直前まで強い光を浴びることは良くありません。目から光が入ることで、安眠ホルモンであるメラトニンの分泌が抑制されてしまいます。寝る前は、本を読んだり好きな音楽を聴いたりといったリラックス法がおすすめ。
○ちゃんと着替えて寝る
いろいろな作業をした服で面倒だからそのまま寝るというのは止めましょう。寝る直前に着替えることで、身体が睡眠モードに入りやすいです。
○カフェインとアルコールは控える
コーヒーなどカフェイン飲料の効果は2~3時間以上続くため、夜はなるべく控えましょう。ノンカフェインの麦茶やハーブティーがおすすめ。また、寝酒として寝る前にアルコールを摂取する人がいますが、これは確かに眠りを促す効果はありますが、眠りを浅くするもとです。夜中に目覚めてその後余計に眠りにくくなることも。
なかなか眠れなくて毎日ストレスが溜まっている方は、普段の生活を見直してみませんか?