意外と知られていない冷え症の2つのタイプ-あなたのタイプはどっち?Part,1!!

今年の冬は「寒い」と聞きます。本格的な寒さが来る前に根本的に冷え体質の改善をしてみませんか?

意外と知られていませんが、「冷え症」には2つのタイプがあります。タイプの違う「冷え取り」をしてしまうと効果がありません。これを期に、自分のタイプを知って本当の「冷えとり」をしましょう。

冷え症

◆タイプ1・「陰性過剰」の冷え症

このタイプは、筋肉が少ない、熱を起こしにくく逃しやすい体質で、体に余計な水分がたまって冷えるタイプの人です。お菓子は水分に変わりやすいので食べ過ぎてしまうと、余計な水分が「水毒」になり、体にたまってしまい、冷えの原因になります。皮下脂肪は一度冷えてしまうと冷たいままになってしまいます。
ゆるみすぎて熱が起こせないタイプが「陰性過剰」の冷え症です。

※「陰性過剰」タイプの特徴

・ぽっちゃり、または、体に厚みが薄い
・筋肉が少ない
・目の下がたるんでいたり、全体的に垂れ気味
・甘いものが好き
・運動が苦手で、腰やひざが弱い
・色白か、ほくろが多い

※この食材、摂りすぎに注意!!

・チョコレート / 乳製品や砂糖を多く使ったお菓子
・清涼飲料などの水分(果汁100%のものも含む)
・乳製品(ヨーグルト、牛乳など)
・生野菜や果物

◆タイプ2・「陽性過剰」の冷え症

交感神経が優位になりすぎて、ずっと緊張状態のままの人。体の末端は血が巡らず冷えていますが、体がほてることはあります。消化器官が弱く、食べ物の消化吸収が低いため、熱を起こすことが困難です。リラックスをして、体を温めることが大事です。
締まりすぎていて血の巡りが悪いタイプが「陽性過剰」の冷え症です。

※「陽性過剰」タイプの特徴

・痩せている、または固太り
・乾燥肌や顔に湿疹ができやすい
・手足など末端は冷えやすいが、体がほてることがある
・せっかち
・顔色が黄色っぽい、もしくは赤黒い
・お酒やコーヒーが好き

※この食材、摂りすぎに注意!!

・お肉全般
・チーズや卵
・焼き菓子(おせんべい類、クッキー、パンなど)
・コーヒー
・甲殻類
・油っこい料理
・塩分

このように、冷え症といっても「陰性過剰型」と「陽性過剰型」の2タイプに分かれます。違うタイプの「冷え解消」を実践していても冷えの原因はなかなか治りません。自分のタイプを確認してから、本当の「冷えとり」を始めしょう。

今後、タイプ別の「冷えとり」もご紹介していきます。今まで、なかなか冷えがとれなかった方などご興味のある方は是非実行してみてくださいね。