意外と知られていない『秋うつ病』にご用心!!

心の病気の代表的なものの一つといえば「うつ病」が挙げられると思います。うつ病の原因は「気合がたりないから」「本人次第」なんて言われますが、根本的な原因は『脳内環境』にあり、脳内神経伝達物質のセロトニンの機能に問題が生じることです。

『秋うつ』という落とし穴にはまらないよう、秋を楽しく過ごして頂きたいと思いますので「うつ病」について紹介します。

秋うつ病

■「光」と「うつ」の関係

秋は非常に気候も良いので過ごしやすい時期ですが、この秋~冬至にかけてどんどん日が短くなっていきます。この日照時間に人は左右されるのです。
面白いもので、人間は天気の良い日は気分が良くなるもので、暗くなると気分も沈みがちになります。実際、太陽の光には気分を高揚させる働きがあります。太陽に光が目を通して、網膜の受容体に刺激し脳内に伝えられセロトニンが生産されます。
しかし、日照時間が減るとで、このセロトニンが不足してしまう可能性が大きいのです。

■「秋うつ」のサインに気が付いて!!

「うつ」の始まりは日常生活から見つけだすことができます。このサインを是非見逃がさないで!!

*目の前のことに全く集中できない
*甘いものが無性に食べたくなる
*いつもとは違う、身体におもりがあるような強い疲労感
*大好きなこと、興味のあることが全く楽しめない
*昼間の眠気が強すぎる
*何もやる気がしない

上記の様な症状が1週間以上続くようなら、非常に心配です。秋うつ病の可能性があるので要注意です。

秋晴れの日は是非外に出て体を動かして、日の光をたくさん浴びて、たくさん笑ってください。日の光を充分に『美活』に役立ててください。