大人のマナーができてこそ本物の『美』!! 食事の『エレガントマナー』を身につけて!!

日本人でありながら、和食のマナーを改めて知ることがなかなかないことが現状です。意外に知られていない本当の和食のマナー。和室での食事では、さまざまな決まりごとがあります。
その中でも『お箸の使い方』。日本人ならスマートに、エレガントに使いこなしたいものです。お箸のマナーに自信のない方、これを期に、今からでも遅くないので、是非エレガントなお箸マナーを身につけてみませんか?

エレガントマナー

◆正しいお箸の持ち方を覚えよう!!

お箸で上手くものがつかめないことが多い場合は、大抵、持ち方が間違っています。自分のお箸の持ち方をチェックしてみましょう。
基本の持ち方は、鉛筆の持ち方と同じです。まずは、お箸1本だけで、鉛筆を持つ要領で持ってみましょう。この時に親指と人差し指にできる輪の中にもう1本のお箸を下から通して基本形は出来上がりです。
実際にお箸を動かすのは上側だけです。
無理に2本のお箸を動かさないようにしましょう。

◆箸使いのタブーを知ろう!!

間違ったお箸の使い方は一緒に食事をしている人に不快感を与えます。周りの人はなかなか注意ができないものです。一度自分で、お箸の癖、食事の癖を見直してみましょう。

*タブー・1『寄せ箸』

食べ物が入った食器にお箸を入れて、お箸で自分の方へ料理を運ぶこと。絶対にNG行為です!!
食器を移動したいときは、一度お箸をおきましょう。

*タブー・2『刺し箸』

食べ物に端を突き刺して口へ運ぶこと。周囲に不快を耐えるだけでなく、料理に火が通っているか確かめているようにも見えるので作ってくれた人にも失礼にあたります。
箸はものを挟んでつかむものです。これはついつい、やりがちな行為なので普段からよく意識してみましょう。

*タブー・3『迷い箸』

次はどの料理を食べようか…とお箸を持ったまま迷うこと。不潔なイメージを与えるので十分に注意しましょう。意外にも女性に多い行為です。無意識に行ってしまうことが多いようなので気をつけましょう。

*タブー・4『押し込み箸』

口に入れた食べ物をお箸で更に奥へと押し込むこと。大き目の食材はお皿の上であらかじめ一口大にしてから、お箸で挟んで口へ運びましょう。

その他、『渡し箸』や『嫌い箸』などまだいくつもありますので是非チェックして、意識して食事マナーを身につけましょう。