冷え症には2つのタイプがあります。
(参考; (意外と知られていない冷え症の2つのタイプ-あなたのタイプはどっち?Part,1!!))
)
その1つに「陽性過剰」タイプがあります。
陰性過剰タイプと同様に、冷えは、「食」によって体内の環境を整えて治していくことが良いとされています。「陽性過剰冷え症」のタイプに合う「食」をご紹介します。
◆あたため食材
陽性過剰タイプは、手足の末端が冷えてしまう、血の巡りが悪いタイプです。緊張状態をほぐし、血の滞りを溶かし、循環を良くする食材がお勧めです。
・かぶなどの甘くて甘味のある野菜(大根、かぼちゃ、玉ねぎ、カリフラワーなど)
・梅干
・豆腐
◆あたため食材を使った「あたため料理」
※血液の滞りを解消し、熱循環をよくするレシピ
「白鍋」
*材料(2,3人分)
・大根 8㎝程度 ・長葱 1本
・葉つきかぶ 2個 ・豆腐 1/2丁
・カリフラワー 1/5個 ・春雨 5グラム
・乾燥わかめ 小さじ1 ・豆もやし ひとつかみ
・おろしポンズ 適量 ・おろしショウガ 適量
*作り方
①大根は輪切りにして切り込みをいれる。かぶ、大根とかぶの葉、カリフラワー、豆腐、長葱は食べやすい大きさに切る。春雨は戻しておく。
②厚手の鍋を火にかけ、大根と乾燥わかめをいれる。大根がやわらかくなってきたら、豆もやし、カリフラワー、かぶをいれ、かぶがやわらかくなってきたら、豆腐、春雨、葉類をいれて煮る。
③ポンズやおろしショウガでいただく。
※リラックスさせ血液循環をよくし、胃腸を整えるレシピ。
「甘酒くず湯」
*材料
・本くず粉 5g
・水 120cc
・玄米甘酒 100cc
・リンゴおろし 大さじ1
・しょうがすりおろし 小さじ1
*作り方
①本くず粉を水に溶いて火にかける。沸騰してきたら弱火にして、5分ほど煮る。
②①が少し冷めてきたら甘酒を加えて、とろ火で2,3分。煮立てないようにする。
③器にいれ、リンゴすりおろしとしょうがをのせて出来上がり。
食べ物で体を温めた後は、体を冷やさないようにしましょう。女性は子宮と腰のある下腹部は24時間温めておくべきところです。下腹部が冷えると「冷え症」の原因になります。